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フリーラジカルデンティストリーについて

更新日:6月4日


吉嶺真一郎
日本オゾン医療学会 副会長 吉嶺 真一郎

今月のメルマガは副会長の吉嶺が担当します。

今回は昨年の年次大会のテーマとして掲げた”フリーラジカルデンティストリー”について書きたいと思います。


昨年6月マスコミで取り上げられ、日本全国の歯科医院に問い合わせの電話が殺到した”ブルーラジカル”という商品について皆様も記憶に新しいところだと思います。

それに伴い”ラジカル”という言葉も歯科業界人はもとより世間一般に知れ渡ることになりました。

そしてなぜ話題になった理由は、従来受けてきた歯周治療よりも快適な治療が実現するのではという期待があったからではないでしょうか。


でもよく考えると、本学会会員の先生方は以前よりフリーラジカルの力を使って歯科治療を行ってきた方々で、その効用は個人的に実感されておられることと思います。

私も10年近く前から歯科治療にオゾン水、オゾンジェルを使用してきて、現在でもスタッフも含めて当院での歯科治療に欠かせない器材だと思っています。


しかしオゾンにはどうしても超えられえない壁があることも実感していました。

それはオゾンが院内でしか使用できないという点です。話題のブルーラジカルも同様です。

ところが、今回メディプラス製薬から常温保存でオゾンの効果が保てる画期的商品が発売され、さらにその派生商品としてオゾン歯磨き粉も発売見込みとの発表がありました


つまり患者さんのホームケアにもオゾン製品を使用できるようになったのです。

このことによって私が思い描いてきた初診時からメインテナンスまでの長期間にわたりオゾンを使用した”フリーラジカルデンティストリー”が現実のものになる出来事でした。


現在この製品を使用した臨床評価を積み重ねています。

その結果をもとに会員の先生方にも有益な情報提供を行っていきたいと思いますので、本学会へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


〜こちらの記事は2月に発行されたメールマガジンの内容を転載しております。〜

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