私の診療
- 小池 勝
- 7 日前
- 読了時間: 2分

こいけ歯科医院 院長 小池勝 ここ狭山市のこいけ歯科医院ではお口のトラブルの原因であるリスクを可能な限り見逃さずに治療し、それらを予防するよう心がけています。
リスクを三つに大別しています。
①力(ブラキシズムや咬合干渉による口腔組織および周囲組織の疲労)
②細菌・ウイルス
③環境(持病、体質、種々の習慣)です。
* ①③は割愛して、②の細菌に対してはOGペーストと酸性電解水が主役です。
OGペーストは皆様ご存じのように、PMTC後の歯周ポケットやP急発部位への注入剤、難治性根管貼薬剤、義歯性口内炎への義歯塗布剤として使用しています。また抜歯処置後は必ず塗布。Cr-Br印象直前の止血にも有効です。
酸性電解水は器具の消毒、ユニット清拭、手指の消毒、治療開始前や治療中のうがい、根管洗浄(アルカリ性電解水と交互)等に、そして患者さんに持たせて家庭でも含嗽をはじめ色んな用途に使っていただいています。 リピート率は高いですね。
どちらも広範囲なスペクトルの殺菌力を持ちながら耐性菌・ウイルスを作らせない、細胞毒性が無い、創傷治癒力を有する、止血作用を有する等、他の薬剤には無い利点を持ち合わせているのが良いところです。
さて、口腔内で使えるオゾン製品が無かったところですが、いよいよオゾン歯磨剤が出るそうですね。
患者さんが毎日使用している歯磨剤に加えて、殺菌・消臭効果の高いオゾン歯磨剤を週2・3回程度使用することは有益だし、コスト的にも無理がないかなと思います。
オゾンの後にバクテリアセラピー(プロデンティス等)も併用できたら尚更良いですね。リピート率はまずまずです。
こんな感じで日々診療していますが、色んな患者さんがいらっしゃって一様には治療も進まないのが現状で悩みは尽きませんが…。
自分事ですが、近頃はなるべく遊ぶようにしてます。楽しんでナンボの人生ですから、やりたいこと中心にいこうかと。
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